Contrail HealthBot

Contrail HealthBotは、ネットワーク運用の自動化を実現するために、情報収集、診断、そして対処するための通知を行う機能を提供します。ネットワーク機器はコアルータ、エッジルータ、データセンタースイッチ、ブロードバンドアクセスゲートウエイ等それぞれ異なった特徴を持ち、機器の状態を判断するバックグラウンドも異なります。
HealthBotは、複数の情報を元に機械学習を利用した自動しきい値学習や、診断タスクをプレイブックとして機械化でき、イベント発生時の対応や自己回復につなげる為の重要な役割を果たします。

Contrail HealthBot概要

● Intelligence
機械学習を使用した自動しきい値や予兆検知

● Playbooks
監視項目を定義した“Rule”をまとめてPlaybookとして、機器またはデバイスグループ毎、ネットワーク全体に適用

● Open Config Telemetry
リアルタイム性の高い情報をソースとすることで検知能力を向上

● Community
PlaybookはGithub等でKnowledgeを共有可能

● Closed loop automation
自動化ツールともWeb hook、Slack、Email等で連携、自動回復、自動復旧につなげる

経路ハイジャック検知

  1. 自社Networkの経路情報を対向から受信(x.x.x.x/20等)
  2. 自社Network所有の経路情報の正常性をチェック
  3. ハイジャックされた経路をMore Specificに分割するよう指示(x.x.x.x/21、x.x.y.y/21等)
  4. 設定変更指示※
  5. 詳細経路を広告し経路ハイジャックを回避

※設定を変更するためのプロビジョニングシステムが必要です。

サイレント検知

  1. Telemetryにより特定ノードの障害を検知
    (送信パケット数と他方の受信パケット数の不一致)
  2. LSPの切り替えを指示(HTTPリクエスト)
  3. 各ノードのLSPのMetric値を変更し、対象機器を経由しない様トラフィック迂回

購入情報

HealthBotは監視対象デバイスタイプとその数に応じた1年3年5年のサブスクリプションタイプのライセンスのご購入が必要です。

例)HBOT-G1-100-3YR
G1デバイスを100台

G1デバイス:アップリンクモジュールをのぞくボックスタイプのEX、ACX、QFX、MX、SRXおよび3rd Party製品

G2デバイス:モジュラータイプのEX、QFX、MX、SRX、PTXおよび3rd Party製品

動作検証

ハードウェア条件 開発環境やデモ構成 監視対象~1250台
CPU 6コア 32コア
メモリ 20GB 128GB
ストレージ 100GB 2TB

サーバのパフォーマンスには監視対象数だけでは無く以下の要素により変化します。
テレメトリセンサー数やチェック頻度、Playbookルール数、ルールのトリガーや通知数、ルールの診断時間等

型番
HBOT-BASE-xYR 50 G1デバイスと10 G2デバイス
HBOT-G1-n-xYR G1デバイス
HBOT-G2-n-xYR G2デバイス
ソフトウェア条件
Ubuntu version16.04以降
Docker version17.09.0以降
sshd(OpenSSH server process)

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