ネットワークのパフォーマンスをリアルタイムで計測し、問題解決を迅速化Juniper Paragon Active Assurance

Paragon Active Assuranceは、物理ネットワーク、ハイブリッドネットワーク、仮想ネットワークのアクティブテストおよび定常監視を行うためのソリューションです。能動的にテストトラフィックを生成し、ネットワーク内の任意の地点におけるパフォーマンスをリアルタイムに計測することで、サービスの提供開始時点からライフサイクル全体を通じて、サービスパフォーマンスの維持ならびに向上に寄与します。

Paragon Active Assuranceでサービス初期の検証とテストを自動化することで、短期間での収益化、サービス提供の運用コスト削減、サービス開始時点のトラブル低減が期待できます。またサービス開始後の運用においても、ユーザーが気づく前に問題を特定、把握、トラブルシューティングまで行い、問題解決を迅速化します。

このようにサービスのパフォーマンスを可視化することで、初期から運用まで含めたトータルでの品質維持を実現し、結果としてユーザーの満足度向上、サービスの長期利用に寄与します。

主な特徴

  • サービス起動テスト、品質モニタリング、およびトラブルシューティングに関して、エンド・ツー・エンドのサービス・インサイトを提供
  • オープンAPIにより、外部の自動化ツール、ネットワーク仮想化(NFV)オーケストレーター、および運用支援システム(OSS)と連携可能
  • コンポーネントは全てソフトウェアで提供され、制御機構にあたるコントロールセンターはクラウド/オンプレミスより選択が可能
  • 導入が容易なため、小規模から始めて、ビジネスニーズの拡大に合わせた拡張が可能

アクティブにトラフィックを送信して回線品質を計測

昨今、一般企業においてもSaaSやIaaSをはじめとしたクラウドサービスの導入が進んでいます。また、4G/5Gといったモバイル回線網も整備されつつあり、ユーザーは自由な場所から任意のサービスへ、複数のネットワークを経由してアクセスすることが当たり前となってきました。そのような状況下で、回線事業者においても自社の機器や自社網だけではなく、サービス、テナントベースでネットワーク品質を担保する必要が生じてきています。

Paragon Active Assuranceは、ネットワーク内の任意の場所にテストエージェントを配置し、アクティブにテストトラフィックを生成・送出することで、L2透過性、L3疎通性、ネットワーク遅延などのパフォーマンスを計測し、回線の状態をリアルタイムに把握するソリューションです。

Paragon Active Assuranceのアーキテクチャ

Paragon Active Assuranceは、制御機構にあたるコントロールセンターと、コントロールセンターの配下で実際にトラフィックの生成・送出・受信を行うテストエージェントより構成されます。

テストエージェントで測定した結果は直ちにコントロールセンターに収集され、データ集計されます。コントロールセンターはAPIに対応しており、既存システムとの連携も可能です。

テストに用いるシナリオは、テンプレート化してあらかじめ準備することができるため、テストの自動化や運用フローへの組み込みも視野に入れた導入が可能です。

計測に使用するプロトコル

Paragon Active Assuranceはインターネットパフォーマンス、ネットワークパフォーマンスを始めとし、各種プロトコルにおけるテストに対応します。サービスの種類やユーザーの用途に応じて、任意のプロトコルを組み合わせたトラフィックテストや定常監視を行うことができます。

利用例① TWAMPを用いたVPNのパフォーマンス測定

自社網内からゲートウェイデバイスに対してテストトラフィックを送出し、TWAMPプロトコルによる折り返し通信でテストを実施するシナリオです。サービス開通前のテストを自動化したり、継続テストによってダウンタイムの影響を明確化したりといった効果が期待できます。

利用例② TWAMPを用いたBackhaulのパフォーマンス測定

自社網内における回線品質の測定を目的としたテストシナリオです。他社回線を介する通信やサービスの死活監視に利用いただけます。また、QoSを適用している環境では、QoSポリシーに即した通信状況の検証および定常監視にも効果を発揮します。

利用例③ エッジクラウドのネットワークパフォーマンス測定

自社網の配下とクラウド間で、エンド・ツー・エンドのネットワーク品質を測定するシナリオです。

クラウドネイティブなアプリ開発・サービス運用にともない、自社網がデータプレーンとなるようなネットワーク設計において、ユーザーが直面しうる問題をユーザー視点でエミュレートし、クレーム申告前に対処することでサービス品質と顧客満足度を高めます。

利用例④ マルチクラウド・DC間接続のパフォーマンス測定

プライベートクラウドとパブリッククラウド間での接続において、ネットワークの疎通性や品質を測定するテストシナリオです。パブリッククラウド固有の監視ツールに依存しない形で自由にテストエージェントを配置し、任意の場所における品質測定、障害検知にご利用いただけます

利用例⑤ エンドユーザー視点でのパフォーマンス測定

ユーザー側にて、ブラウザベースで回線品質を測定するテストシナリオです。HTML5を用いて、エージェントレスでエンド・ツー・エンドの速度測定、帯域測定を行うことができます。任意のテストエージェントを到達点とし、通信経路に介在するNAT製品、ファイアウォール製品、プロキシサーバーなどの疎通性を含めたテストが可能です。

選択可能な2つのライセンスエディション

ライセンスは大別してNANOとMEGAに分かれます。NANOは小規模環境向けで、コントロールセンターがクラウドベースで提供されます。MEGAは中~大規模環境向けで、クラウドベースまたはオンプレミス構築用のコントロールセンターを選択可能です。それぞれのエディションの中で、導入可能なテストエージェント数、同時テストストリーミング数、設定可能なテナント数などが定義されています。

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