JANOG52 Meeting in Nagasaki 出展レポート

その他

2023年7月5日~7日の間に長崎市で行われたJANOG52 Meetingにおいて、Juniper製品のブース出展を行いましたので、展示内容をご紹介させていただきます。

同イベントは、日本ネットワーク・オペレーターズ・グループの主催による、ネットワークエンジニアのための展示会です。会期中は、ボードメンバーによる最新トレンドのセミナーと、協賛社によるブース展示が行われ、各社のネットワークエンジニアが相互に情報交換をしながら交流を深めていきます。

通算52回目の開催となる同イベントですが、新型コロナウィルス感染症の5類移行後最初の開催となる今回では、3日間でのべ4,020人の来場を記録し大盛況となりました。

当社ブースイメージ

IT人材不足時代に備えた「ネットワーク可視化」

クラウドサービスの定常的な利用や、リモートワークを含めた働き方の多様化により、昨今ネットワーク環境はどんどん複雑化する傾向にあります。ひとたびネットワーク上で問題が発生すると、サービス事業者や企業の情報システム管理者において障害箇所の特定や障害原因の解析に多くの時間を取られることとなり、本来の運用業務にも支障を来してしまいます。来る2030年問題※(※労働人口の不足が一層深刻になると言われている年度)に向けて、ネットワークの運用担当者においても、いかに突発的な稼働工数を削減し、限られた人員で安定したネットワーク環境を維持できるかが問われています。 は、問題が発生する前からネットワークの状況・傾向を把握すると共に、万一の障害時に迅速な切り分けができることが最大のポイントとなります。

Paragon Active Assuranceを用いた測定・監視

そのためには、問題が発生する前からネットワークの状況・傾向を把握すると共に、万一の障害時に迅速な切り分けができることが最大のポイントとなります。Juniper NetworksのParagon Active Assuranceは、ソフトウェアベースのTest Agentを用いてネットワーク上の特定ポイント間で、定点観測的にテストパケットを測定・監視します。ネットワークに問題が起きる前から傾向の分析・予測を可能にするとともに、設定した閾値を超過したタイミングで迅速にアラートを発出し、管理者に異常を通知します。異常個所はGUI画面上でグラフィカルに特定ができるため、運用者は従来のように、何か問題が起こってから障害箇所を切り分けていく手間から解放されます。

Paragon Active Assurance 画面イメージ

今後について

日々複雑化するネットワークを従来のやり方で管理・運用することには限界があり、人的資源も限られる先々の状況を見据え、早めに可視化や自動化へ取り組んでいくことが、事業者様の将来の課題解決に寄与するものと考えます。当社は26年にわたって培ってきたネットワーク提案の強みに加え、お客様の可視化・自動化ニーズへお応えしてまいります。

ネットワークのパフォーマンスを可視化することでユーザーの満足度向上、サービスの長期利用を検討されているお客様におすすめのソリューションは、以下よりダウンロードいただける資料にてご紹介しております。

この記事の執筆者

  • 日商エレクトロニクス:上野 駿介(Ueno Shunsuke)
  • Juniper担当プロダクトマネージャー
  • ルーター・スイッチをはじめとするネットワーク製品の提案のみならず、最新のソフトウェア製品を組み合わせたJuniper全域のプロモーションに注力

※写真は JANOG52ミーティング フォトアルバムより

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