MX5~MX80ユーザー様必見!1G/10G集約ルーターの次の一手は?

運用

2021年6月30日、これまでロングセラーモデルだったMX5~MX80が販売終了を迎えました。1台の筐体内で1G/10Gの低速ポートを集約し、小回りの利くローエンドルーターとして根強い人気を誇ってきた同製品。これに替わる次にお勧めの1台を、日商エレクトロニクスが独自の検証結果とともにご案内します。

1. 従来の集約ルーター

1-1. 1G/10G 集約ルーターのユースケース

昨今、ルーターやスイッチにおけるポート速度の高速化が進み、100Gや400Gといった高速ポートを実装したモデルが続々とリリースされています。それらは、キャリアネットワークのコア領域における回線集約に優れたスペックを発揮します。一方、エッジへ目を向けていくと、顧客とのネットワーク接続やインターネットゲートウェイにおいては10Gや1Gの低速ポートが必要とされます。
これらのルーターは、適材適所として選択・配置していく必要があり、高速ルーターの対局となる低速ポートを多数収容するルーターにも、いまだに根強い需要があります。

ユースケースのイメージ画像

1-2. 1G/10G 集約ルーターの根強いニーズ

もちろん、高速ポートのルーターを低速化する方法もあります。たとえばブレークアウトケーブルという分岐型のケーブルを用いて、100G → 25G x 4への分割などを行うことができます。しかし、ケーブル単位で故障が発生すると、複数のポートに影響を及ぼす懸念が考えられます。
また、ルーターの配下にスイッチを接続し、スイッチ側で低速ポートを拡張する手段もございますが、機器が増えることによる管理工数の増加や、障害点の増加につながる懸念も考えられます。

集約ルーターの根強いニーズのイメージ画像

2. これまでの主力モデルとリプレースの課題

2-1. MX5~MX80シリーズ

先述の低速ポートの集約ニーズに対応するモデルとして、これまでのヒット商品がジュニパーネットワークスのMX5~MX80でした。本シリーズは共通の筐体を持ち、ライセンスでスケールアップ可能なフレキシブルモデルとしてリリースされた、非常に柔軟性の高いモデルでした。ロングセラーモデルとして長く好評を博し、日商エレクトロニクスにおける累計販売台数は、実に1,000台を超えています。

MXシリーズのイメージ画像

しかし、惜しまれながらも2021年6月30日をもって、販売終了を迎えてしまいました。今後、この後継となる低速多ポートルーターは、どのモデルが適切でしょうか?

2-2. MX204(高密度ルーター)にリプレースする場合の課題

まず後継候補の筆頭に上がったのは、MX204でした。MX204はMX5~MX80と同じMXシリーズに該当し、ジュニパーの独自開発チップを搭載。1RUの小型な筐体に10Gx8に100Gx4を集約する、ハイスペックなミッドレンジルーターです。

MX204の説明画像

スペックとしては申し分ありませんが、低速多ポートルーターとしてとらえた場合に、MX204には大きく2つ、ネックとなるポイントがあります。1つ目は、ポート数が多くないため、配下にスイッチの設置が必要となること。2つ目は、その際、スイッチとMX204の間の接続においてLAGが組めないことです。
構成によっては大きな問題ではないかもしれませんが、低速多ポートルーターを充足するモデルとしては、MX204は完全なものとは言えません。

3. 日商が提案するマルチサービスルーター

MX5~80の販売終了に伴い、後継のルーターを悩むユーザー様もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、日商が新たに着目したACX5448についてご紹介します。

3-1. ACX5448とは?

ACX5448は顧客寄りのアクセスネットワーク向けの位置づけで、様々なサービスに対応可能なマルチサービスルーターです。1台で多数のポートを集約し、ルーターとスイッチを統合した役割を有するモデルです。

ACX5448の紹介画像

3-2. ACX5448の構成とスペック

ACX5448はポート構成として、1G/10G x 48 + アップリンク 100G x 4 を備えています。ダウンリンクは10G/1Gの双方を直収可能で、配下にスイッチの増設を必要としません。
また、スループットは最大800Gbps(双方向)を有し、ライセンスで必要な帯域まで拡張できるPAYG(Pay As You Grow)モデルとしてリリースされていますので、スモールスタートが可能で、かつ投資が無駄にならないコスト構造となっています。

ACX5448のスペック説明画像

4. MX80からACX5448へのリプレースの検証

ACX5448について、今回MX80からのリプレースをターゲットとして、下記の項目で比較・検証を行ってみました。検証結果はパートナーの目線として、メリットもデメリットも余すことなくお伝えいたします。MX80からのリプレースを見据え、本気で選んでいただきたい1台だからこそ、ユーザーの皆様にもありのままをお伝えする形で本製品の魅力に触れていただきたいと考えています。

リプレースの比較検証項目

ACX5448へのリプレースによる検証結果について資料にて詳しくご紹介しております。

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